歴史上の著名人、登録商標だめ!

大阪府のパチンコ機器メーカーが、ヒトラーや聖徳太子、空海など歴史上有名な人名ばかり35人分を登録商標として特許庁に出願したが、登録を拒絶されたことが20日分かった、というニュース(産経新聞 10月20日)。

登録を拒絶された理由は、「平和憲法に抵触」「公序良俗に反する」などだそう。日本弁理士会によると、商標に著名人の名をこれだけ一括出願するのはきわめて異例だという。

このメーカーによると、パチンコの新機種開発に先立ち、商品名の一部に著名人名を使う権利を得るため商標登録を計画し、歴史上の人物から知名度の高いものを無作為に選んだというのだから呆れる。公の秩序を害する恐れがある商標を認めない、とする商標法の規定などに基づき今年5月にすべての登録を拒んだという特許庁の対応は当然だろう。

ちなみに、登録申請した人物は、武田信玄や西郷隆盛、紫式部、エジソン、モーゼ、始皇帝、孔子など錚錚たる顔ぶれ。ナチス・ドイツの独裁者や信仰対象の宗教者らの名前を商標化しようとしたこと自体に、問題ありだ。企業モラルは何処。しかし、歴史に興味を持つ人が増えたりして…。
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by neko_tin_neko_tin | 2004-10-20 16:12 | 社会
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