絶対評価と相対評価

ネットのニュースを見ていて気になった話題があった。

それは、学校によって5段階評価の「5」の割合が異なり、学校の格差は最大で45倍というもの。
(詳しい記事はこちらから⇒Yahoo!ニュース

記事によると、横浜市内の公立中学校を今春卒業した生徒の成績評価で5段階評価の「5」の割合が、各学校によって異なっているという。
学校名と成績が公開されたのは、横浜市内の公立中145校で、今春卒業した生徒成績。

同じ科目で、ある学校では「5」がついた生徒はほんの数人で約1%、違う学校では半分以上の55%という結果が出たという。
これまでの相対評価では、7%と定められていたのだから、そう考えると恐ろしい格差だ。

公開された学校のコメントには、「興味や関心を持ち、意欲的に学習する生徒が多いから」と他校より高い原因を説明しているところもあるという。
同市教委も「突出する学校は気になるが、問題ではない。絶対評価ではあり得ること」とのことだ。


受験戦争は終わったのだろうか?
私のような田舎に住んでいる者にはそうそう縁のある話しではない。
しかしながら、この評価方法に疑問を感じる。

子どもの学力などを総合し単体として評価する絶対評価。
全体の中で、どれくらいの位置にいるかがわかる相対評価と異なり、一人一人の評価になる。
本当にそうやって評価してくれるなら、絶対評価は意義がある。
しかし、学校は大人の思惑で大きく変化するところだ。
今回のニュースを見ると、有名校、成績優秀校、生徒獲得などのための絶対評価が行われているのではないか、と猜疑心がわく。

個性を重視しようなどという傾向が強くなり始めている中、このような絶対評価は評価としてどれほど有効なのだろうか。
受験時、ペーパーではない部分の評価としてこの絶対評価が採用されるなら、こんな基準の乏しい絶対評価でいいのだろうか。

そもそも、前日書いた裁判同様、人を裁いたり評価することは難しい。
教育も然り。

今回のニュースを読んで、教育現場における公平性を強化して欲しいと感じた。
子どもたちを被害者にしないで欲しいと願うばかりだ。


今日も一票いただけると嬉しいです⇒こちらをクリックお願いします

また、こちらもよろしく⇒ぼやぼやぼやっき日記
[PR]
by neko_tin_neko_tin | 2004-05-25 18:10 | 教育
<< 携帯電話、機能とイメージ 裁判員法が成立 >>