カテゴリ:社会( 27 )

拉致事件と喫煙報道

拉致被害者の地村夫妻の次男(16)が喫煙していたという報道。家族が事実無根だと抗議しているのに対し、新潮社は警察関係者の証言を得ているとの再回答。

まず、これが事実であろうがなかろうが、報道する必要があるのか?拉致事件の被害者、その家族のネタなら、何でもかんでも報道する必要があるのか?

視聴率やら売上やら、そのためになら何をしても構わないのか?「報道」とはなんぞや?メディアとは何か?本当に首を傾げたくなる。

真実を正しく報道することが何より大切だと思うが、真実ならばどんなことでも報道していいのだろうか?報道する必要性や、メディアの公共性など、もっと考えていただきたいと思う。

しかし、今回の報道が真実でなかった場合、あまりに軽薄というか、安直というか、何を考えているのか、と呆れるばかりだ。

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by neko_tin_neko_tin | 2004-06-07 00:38 | 社会

橋田夫人の会見から

イラクで殺害された橋田氏の身元確認がようやく済み、夫人の会見が行われていた。

まだ殺害されたか否かが不明のとき彼女が言った「ジャーナリストの妻ですから」という言葉が今もまだ耳に残る。自分の夫が殺されて、どれほど辛いことか。気丈に振舞う夫人の姿を見るたびに、こちらの心が痛くなる。

私の父も、私が25歳の時に他界した。そのときの母は悲しみのあまり、記憶がないと言っていた。ちょうど夫人と同い年の時のことだ。

亡くなった人は最大の被害者であるが、残された家族はその亡骸をこの目で確認し、それを受け入れ、心の整理をしなければならない。そういう意味では、家族もまた充分に被害者だ。亡くなった人の苦しみや痛みを想像し、無力な自を情けなくも思い、そしてそこにその人がいない悲しみも味わう。辛い辛い作業だ。これは、なにもこの事件に限ったことではなく、毎日起きている殺人事件、事故、病死、全てに共通する想いだだろう。

今回の会見を見て、これ以上、このような会見を開かなければならない人が増えないことを祈ると同時に、会見すら開けずに悲しんでいる家族がイラク現地に多くいることを、私たちが忘れてはならないと確認する。

夫人の会見を見て、強くそう感じた。

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by neko_tin_neko_tin | 2004-06-04 09:39 | 社会

大人の論点、子どもの感覚

今日も長崎の事件のことを少し書く。

今朝のTVで「パソコン・チャット」を小学生が使うということについて、なにやら議論していた。文字だけのコミュニケーションのパソコンやチャットが良くない、そう言わんばかりだった。

大人の論点。
物が悪いの、何が悪いの、そういう話が大好きなのは大人だけではないのか。自分の幼少の頃のかすかな記憶をたどると、もっと感覚で生活していたような気がする。感情に任せて、日常を過ごしていたように思う。

その感覚、感情の中で最も重要なのは、友達という存在だった。親に、友達のことを悪く言われて、家出をしたくなったこともある。それほど、友達は大切だった。それが例え、一緒にトイレに行く仲間でも。

親に言えないというより、言いたくないことがたくさんあった。でも、友達にならなんでも言えた。子どもには、子どもの世界があった。大人は壁の向こう側にいるような、そんな感覚もあった。私はそうだった。そう考えれば、なにも今の子どもたちが特別な感覚を持っているわけではないと思う。

ただ、殺人を犯してしまったという事実がある以上、何かが違うことは確かだ。その違うことが、パソコンだのチャットだのという大人の論点はおかしい。大人になってしまった今、子どもの世界に入ることは困難だし、子どもの頃の感覚にたちかえるのも難しい。しかしながら、放っておくわけにはいかない。なぜなら、これは立派な殺人事件だからだ。

大切なのは、異なる時代を生きている異なる子どもたちの感覚を、より詳細に検証、分析し、少しでもそれらを把握することではないか。原因は、コミュニケーションツールではなく、コミュニケーションそのものではないだろうか。

これもまた、大人の論点かもしれないと思うと切ない。

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by neko_tin_neko_tin | 2004-06-03 09:32 | 社会

加害者擁護-追記-

今日、加害者の親のコメントが出ていた。断片的な報道だったので、どこまでこのことについて述べたのかはわからないが、しかし、「ショックだ」というコメントに何だか違和感を感じた。

今日の加害者擁護でも書いたけど、ショックなのは、被害者の親だ。自分の子どもに問題がなかった、という前に、言うべきことがあるのではないだろうか。ちょっと偏っているかもしれないが、そう思った。

加害者が被害者のようだ。報道のせいか?ともかく、違和感を覚えるばかりだ。

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by neko_tin_neko_tin | 2004-06-03 00:00 | 社会

加害者擁護

ここではあまり大きな事件を取り上げないいつもりだった。しかし、今日はどうしても一言書きたい。

昨日、あまりに痛ましい事件が長崎県で起こったことはもう既に皆が知るところのニュースである。この事件も、いつものように少年法などの問題点などがクローズアップされるのだろうか。

今日、私が書きたいのは、少年法だとか刑事責任だとかそういうことではない。加害者と被害者について書きたいと思う。

昨日、被害者の父親が新聞社の局長ということもあって早い会見を開いていた。同業者である記者からの時に心ない質問に、とつとつと答えていた。

今朝、違う番組で、この加害者の少女の将来を憂い、社会が守らねばならないというようなコメントをしている人がいた。

これまでにも、少年少女の事件がある度に、なぜか被害者の親や家族の写真、コメントだけが放送される。加害者側の親がテレビにでることは、そうそうない。しまいに、犯罪を犯したものが子どもの場合、もちろん刑事責任を問われないし擁護されているため、真実を知ることが困難だ。

殺されたのは誰か。殺された側の家族は被害者だ。だったら、なぜ子どもだからという理由で、殺した側の本人と家族が守られるのか。子どもが責任を取れないと判断するならば、残念だけれど親が何かしらのアクションを起さねばならないのではないだろうか。

インターネットや雑誌に、加害者の家族や写真、実名を出すのは良くない、という風潮があるようだが、被害者ならいいのか。私にはそこらへんがしっくりこない。一番に考えるべきは、被害者、そしてその家族のことではないのだろうか。

加害者の子どもも守ろう、親だってそんなことになるとは思わなかったのだから一種被害者だ、などというならば、被害者の親はどうすればいいのか?我が子は殺され、その上、相手の親も守られる。そのとき、被害者家族は、悲しみも怒りも全て自己処理しなければならないということか。あまりに理不尽だ。

最近、さまざまなニュースの中で、どうも全体的に被害者を責め、加害者擁護の風潮が強まっているように感じるの。それは、メディアのせいなのか、それともわれわれの感覚の変化が、単にメディアを通じてあらわれているのだけなのか。こう感じるのは、私だけだろうか。

加害者はあくまで加害者であり、被害者ではない。わたしたちは、ニュースや新聞などを見聞きする際、大事な事を見落とさないいよう注意を払わなければならない。当り前のことだが、一人一人がそうしなけばならないんだ、と強く感じた。

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by neko_tin_neko_tin | 2004-06-02 09:48 | 社会

口裂け女、韓国に現れる?

われわれ30代世代には、ある意味馴染みのある口裂け女。
約20年の時を経て、韓国の子どもたちに恐怖を与えているという。

この口裂け女、整形手術に失敗した女が自殺し、恨みを晴らすべく日本各地に出没した後、釜山から韓国へと渡ったという。韓国では赤いマスクをしているとのこと。インターネットから口コミで広がったものらしいが、韓国では社会的現象と化しているようだ。

韓国では、女性の整形も日本とは比較にならないほど一般的で、インターネット普及率も高い。それに、子どもたちの夜間塾通いも非常に多い。こういう社会的な現象と今度の口裂け女とを関係付ける解説なども見られるようになり、韓国ではまだまだこの話題が続くようだ。


それにしても、今朝のTV番組の中に登場した(イメージ映像)口裂け女は、日本のそれとは少々異なっていたが、女の顔は非常におどろおどろしく、子どもには恐ろしく感じるだろうと思われた。日本のホラー映画、リングやらせんの貞子さながらだった。

韓国では、子どもたちが夜間の外出などを控えているということだったが、そういえば、自分が子どものも、この口裂け女の話題がでた時には、一人歩きを避けたような気がする。子どもの夜間外出の一種歯止めになるのなら、悪くない風説だが、大人までがこれに振回されてはいけない。韓国の教育現場で、口裂け女について根も葉もない噂だということを説明する特別授業をするのは、いき過ぎだろう。

上にも記したが、女性の整形ブーム、インターネット、子どもの夜間塾通いなどの現状と、この口裂け女とがあまりにマッチした結果、これほどまでに火がついたのかもしれない。
もしかしたら、社会の歪みに対する警鐘を鳴らすために、口裂け女はやってきたのかも。

世の中に不安が多くなると、この手の風説が広まるのだろうか?


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by neko_tin_neko_tin | 2004-05-31 09:43 | 社会

年金未納の虚偽通知

「国民年金が未納になっております。連絡ください」
こんな通知がきたら、支払っているのに何事だ!と憤慨するか、もしくは不安になって思わず連絡しそうになる。

昨日、国民年金の被保険者の家族へ不審なハガキが届いてるというニュースが流れていた。このような手口は、なにも年金に限らず、公共料金の使用に関するものや携帯電話など、さまざまである。
しかし、国民年金のように、20歳以上の全国民を対象にしたこの不審なハガキは、出す側にすると効率がいい。支払っているものにとっては、怒りの問い合せをするかもしれない。そのとき、確認をするという名目で、住所や生年月日などを聞かれたら、どうだ。つい、こたえてしまわないか。
未払いの人よりも、むしろ支払っている人のほうが危険でなはいだろうか。

ただでさえ年金による不公平感に怒り浸透の中、こんな虚偽通知で余計な支払や個人情報を自ら漏らすような事態になれば、ある種、泣きっ面にハチ状態だ。何事にも猜疑の目を持っていかなければならない、なんとも世知辛い世の中だ。

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by neko_tin_neko_tin | 2004-05-28 13:10 | 社会