11月2日、中山文部科学相は小泉首相と首相官邸で会い、子どもたちに競争意識を持たせ、全国学力テストを復活することなどを柱とする学力向上策を提示した、というニュース(共同通信 -11月3日)。
今回の学力向上策では、「世界一の学力取得を目指す」としている。2002年度に新学習指導要領の下で始まった教科内容削減などの「ゆとり教育」を転換させる内容らしい。全国規模の学力テストは、1956年度に始まったが、過度の競争を生んだため、66年度に廃止された経緯があるとニュースでは言っているが…。 過熱した受験戦争、無差別的な詰め込み教育への反省は、一体どこへ行ったのだ?そして、ゆとり教育はどうするのか?この数年間で、学習内容が異なる層が一体何層できあがればいいのだ? 文部科学省の考えていることがよくわからない。一貫性の欠如、いや、将来に対する目的や目標に対する一貫性の欠如と言った方がいいだろう。学習者である学生以上に、現場で指導する教員の負担は想像するに難くない。 同一路線での変更ではない、この学力テスト復活案。教育理念という根幹的な部分に不安定さを感じる。こんな状態だから、学生たちの質が著しく変化するのではないか?大げさに言うならば、日本人という国民性への影響が無いとも言えないのではないか。 「受験戦争」「ゆとり教育」、それぞれの反省点とは、一体どのようなものなのだろうか。日本経済のように不安定な教育方針である。一体、教育とは、何なのだろう。 Blog Ranking
by neko_tin_neko_tin
| 2004-11-03 21:45
| 教育
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